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カルカソンヌ・ミープルズ

ボードゲーム「カルカソンヌ」を主に競技レベル(たまにカジュアル)で楽しむサークル「カルカソンヌ・ミープルズ」の告知・報告などを行っています!



【コラム】2015年第10回カルカソンヌ世界選手権を勝手に展望

いよいよ開幕し、今週末いっぱいまでドイツで開催されている、世界最大のボードゲーム見本市「エッセン・シュピール」。
ボードゲーム界隈も、エッセンの話題一色になっている感じです。

しかし、カルカソンヌ的には、その会場で開催されるカルカソンヌ世界選手権」がなんといっても気になるトコロ!

しかも昨年の世界選手権で、日本代表の望月さんが最年少優勝を果たし、初の日本人世界チャンピオンが誕生!
その望月さんがディフェンディングチャンピオンとして出場する今大会は、気になりまくるところなのです!

というわけで当日の10月11日は、メビウスママさんのツイートをチェックすることになりそうです。
公式HPによると、第1回戦の開始は17:00(現地時間10:00)。ベスト4が決まって準決勝が始まるのが22:30(現地時間15:30)。そして決勝戦は23:15(現地時間16:15)予定です。……ただ、去年はもう少しだけ進行早かったので、あくまで目安ですね。
……というか、リアルタイムで大会結果を追う方法がそれしかないのがちょっともどかしいところですが……。

これまでの主な世界選手権の傾向は?

さて、カルカソンヌは運の要素があるゲームですが、こと大会となると、やっぱり実力がはっきり出ます。
今回、10月9日現在まで発表されている出場者を見ても、31人中16人が、2度め以上の出場。強い人は何度も出てくる、というのが世界的な傾向です。
また、8回連続で同じ方が出場しているチェコ代表は、なんと過去7回中5回で決勝トーナメント進出(優勝1回)。逃した2回も5位、7位と僅差。そして6回目出場のスロバキア代表も、なんと5回中4回で決勝トーナメント進出(そして4回とも3位)、やはり逃した時も7位。
彼らの成績を見ても、「実力がはっきりと出る」のがカルカソンヌ世界選手権、だと言えます。

そんななか最年少世界チャンピオンとなった日本代表の望月さんが、いかに凄いかということがわかりますね。

そして今回の世界選手権の最大の特徴と言えるのは……。
望月さんを含め、なんと名もの世界チャンピオン経験者が出場すること!(※10/10開催のドイツ選手権で、2007年の世界チャンピオンが優勝し、代表になった模様。これによって、人数が5名という過去最大規模に……!:10/10追記)
この数字は、これまでのカルカソンヌ世界選手権で過去最多。かつてない激戦が予想されます。
実際、公式ページの本選出場者リストを見ても、世界チャンピオン経験者に印がついているほどです。
↓公式HPの出場者リスト。* former World Championの印が付いたのは過去初めてなので、スタッフ的にもこの状況には注目しているのでしょう。

Carcassonne - World Championship 2015 - Qualificants

ちなみに公式ページはこちら。タイムテーブルとかあります。

Carcassonne - Meisterschaft 2015 - Start

そんな状況を踏まえたうえで、今年の世界選手権の優勝者を大胆予想しちゃいます!

【溪(カルカソンヌミープルズ)予想】
◎(本命) 望月さん(前回王者)
○(対抗) ラトビアポーランド(※10/9追加)、チェコ
▲(大穴) フランス
△ ギリシャ、オランダ、スロバキア、日本、ドイツ、(出れば)ロシア
× オーストリアノルウェー、(出れば)ハンガリー

まず、前回優勝者の翌年成績は(優勝2、2位2、3位1、4位1、6位1、10位1)。じつに連対率5割、決勝トーナメント進出は8回中6回です。やはり「実力がある人は勝つ」という傾向がここでもわかりますね。そしてこの数字だけ見ても、望月さんが優勝争いに絡む可能性は極めて高い、と言えます。
それを追うのは、過去の優勝経験者であるチェコギリシャ、オランダ……と言いたいところですが、私が注目しているのはラトビア代表です。
ここ5年間、優勝者出身国の前年成績は、じつは(1位・20位・4位・20位・25位)。意外と前年振るわなかった国から優勝者が出ています。
さらに、前年が20位代で翌年優勝した国の条件を絞ると「初出場から4年('13ギリシャ、'14日本)or4回以内('11オランダ)」、「以前に一桁順位があり、前回が最低順位('11オランダ、'14日本)」という共通点があります。
……とはいえ、この条件を今回満たす国は……じつはフランスしかありません。
ということで、フランスを大穴候補として単穴に。
そして、「以前に一桁順位があり、前年が20位代」と対象を広げてみると、該当国がオーストリアハンガリースウェーデンラトビア
ここで注目したいのが、ラトビア代表です。
このラトビア代表の方は3年連続出場で、昨年は20位なのですが、初出場の2013年は4位(3位※10/9修正)。
しかも昨年も、優勝した望月さんに唯一勝っているのが、じつはこのラトビア代表なのです。(※10/9修正:昨年、望月さんに唯一勝っていたのはラトビア代表ではなく、ポーランド代表でした。同時に、2013年4位もポーランド代表です(昨年とは別の方ですけど)。このおふたりが混ざっていました……ごめんなさい。

しかし、望月さんによると、昨年対戦したなかで一番苦戦したのがラトビア代表らしく、望月さんから見ても優勝可能性がある実力者、とのこと。なので、ラトビア代表推しは変わらず……そして、同一人物化していたポーランド代表もリストに加えます。こちらも、昨年14位で、ポーランド代表は別の方が2013年4位と、やはり「優勝しそうな」パターンの一角なので……)

ということで実力者であることには疑いなく、今回は昨年低迷からの躍進がある、と見て、あえて対抗に推します。望月さんの連覇を阻む最大のライバルは、ラトビア代表でしょう!
もちろん、安定度で最強なチェコ代表も当然、上位進出は確実でしょう。
あとは、優勝経験者のギリシャ、オランダ、実力国であるドイツ、実力者のスロバキア、そして毎年安定した実力を残す日本! あとは現在代表者が発表されていませんが、過去2年でいずれも6位というロシアが出たら強そう。……このあたりまでが優勝ラインと見ます。
あとは念のため、一桁順位も何度かあるうえ、初出場者が出てきているノルウェーが不気味と見るので抑えておけばOKかと。

というのが私の予想です。

もちろん、心情的には、望月さんか根岸さんの優勝を信じて応援します!