カルカソンヌ・ミープルズ

ボードゲーム「カルカソンヌ」を主に競技レベル(たまにカジュアル)で楽しむサークル「カルカソンヌ・ミープルズ」の告知・報告などを行っています!



【コラム】今年のカルカソンヌ日本選手権は面白くなりますよ!

先日の横浜へそまがり予選会。
運営のお手伝いとして、参加する予定でした……が。
突然おひとりドタキャンが出たため、すでにできあがっていた総当りリーグ戦(2リーグに分かれての)にひとつ欠員が出まして。
やむなく私(たに)も参加することになりました。

(私個人の考えとして、本選有資格者が予選会に参加するのって、あんまり好きじゃないんです。特に強い人同士が当たるスイスドロー式だと結果に「紛れ」が出てしまって、普通の参加者目線からするとなんだか理不尽さがあるなあ、と。もっとも一番の理由は、「日本選手権本選は日本代表を決める大会」だから、世界大会へのシード権を持っている望月さんが出られないのに、「本選への出場者を決める大会」に、すでに権利を持っている人が出るのってダブルスタンダードだよね? というところなのですが)

ともあれ、そんなワケで参戦したのですが、そのなかで1戦、とても印象に残った対戦がありました。

カルカソンヌTRAPSの、アヤトさんとの対戦です。

(↓カルカソンヌTRAPSについては、こちらのブログを読んでいただければ!)

カルカソンヌTRAPS

いろいろと話は聞いていましたし、興味のあった方々のおひとりとの初対戦だったのですが、この方が個人的にすごく印象的でした。

それは、アヤトさんの「試合中のカルカソンヌに対する姿勢」です。

試合は私が序中盤で上手く駒を戻せない苦しい展開で、そのまま追い上げきれず負けたのですが、気になったのは途中の打ち回し。

アヤトさんは決していわゆる「手なり」で打たず、たえず広い視野で判断して打ち回していたなあ、という印象でした。

それなりに色々な方と打っているつもりですが、あそこまで「冷静」で、「形勢判断」を的確にできるプレイヤーは、トップレベルの方以外にはあまり見かけません。

また、アヤトさんが敗れた準決勝も拝見していたのですが、序盤に大差をつけられながらも、不満を漏らさず淡々と、しかし決して諦めずに打っていく姿勢には「これは見習わないと……」と感服しました。

カルカソンヌTRAPSナンバー4との話ですが、正直「ナンバー4でこの素養……!」とちょっと驚愕し、同時にワクワクしています。

今年の日本選手権本選は、おそらく55~60名ちょっとの規模にはなるんじゃないかと見ているのですが、さまざまなドラマがありそうで楽しみです。

ともあれ、TRAPSの皆さんには、本選でリベンジさせていただきます!

(たに)